シロクマロゴがかわいい♪アラスカドーナツ
ひっそりとたたずみ、営業は週2日。タイミングを合わせてでも行きたいドーナツ屋さん。
運が良ければショーケースには目移りするほどのぷっくりドーナツが
倶知安町唯一のドーナツ屋さん、「アラスカドーナツ」さん。お店はささやかな看板があるだけで、普段は何気なく通り過ぎてしまう。それもそのはず。お店の営業は金曜日と土曜日の週2日。それ以外はシャッターが下りていて、お店とは気づかないんです。少し前まで、金曜、土曜、日曜の週3日が営業日でしたが、今は金・土の2日となり、営業時間もお昼の12時から売り切れまで。人気のため、すぐに売り切れてしまうこともあります。
かわいい店内には、ショーケース、オレンジやブルーが目を引くおしゃれなタイルのカウンター。端に設けられたウッドシェルフにには、ドーナツの絵、コーヒーツール、シロクマの置物に、年季の入ったスケートボード。このこじんまりした空間ですら、センスの良さを感じるのは、オーナーさんの趣味でしょうか。
「私はまるでだめ。主人が芸大卒なんですよ」と朗らかに、謙遜気味に応えてくださったのは、この日お店にいらっしゃった奥様。出身は関西だそう。ご主人の本業はアクセサリー作家さんで、奥様がメインにドーナツを作っていらっしゃるそう。営業日も金土の2日間に変えられたのも、まだ小さなお子様のことを思ってだそうです。
アラスカドーナツのドーナツは、種類が豊富で、オーソドックスのプレーンをはじめ、色とりどりなドーナツが並びます。ホワイトラズベリー、シナモンシュガー、ダブル抹茶、抹茶キナコ、レモンシュガーにチョコナッツ、チョコブラックなど、書き出すときりがないですが、抹茶やあんこ、きなこなど、和風味も豊富なんです。また、時期によっては、スペシャルとして、エリア内での素材も使用し、りんごが旬の時には、余市産のりんごを使った「余市アップルドーナツ」なども並んだりします。12時オープンですので、豊富な種類から選びたい方はオープンと同時を狙ってください。
抹茶やチョコなどがコーティングされているドーナツは、周りのぱりぱりと、生地のふわふわが絶妙にマッチ!ぷくっとしたチャビーなドーナツは見た目も味も裏切らないんです。抹茶の中に入っているあんこも、甘すぎず、コーヒーともお茶とも相性がいい、うれしい3時のおやつです。
パンフレットやテイクアウト用茶袋に描かれているドーナツをくわえたシロクマさんは、一度見るとかわいくて忘れられません。同じく倶知安在住のイラストレーターの方にお願いしたそうです。
営業日が少ないので、町外から来られる方には少し条件が厳しいかもしれませんが、それでも週末ニセコエリアをドライブされる方は、ぜひ、立ち寄ってみてください。町内の方は、タイミングを狙ってでも一度は味わってみたい、倶知安町唯一のかわいいドーナツ屋さんです。見た目もおしゃれなので、差し入れにも喜ばれますよ!とにかくできたてをその日に食べるのがお勧めです!