2020/21シーズンの降雪量
2020/21の降雪量は昨シーズンと比べ、大変雪に恵まれたシーズンとなっています。
エクスペリエンスニセコは毎年雪が降り始める11月ごろから独自の観測台を設置し、日々、雪の量を観測しています。昨シーズンは比較的雪の少ない年ではありましたが、今シーズンは雪に恵まれたシーズンとなっています。
2019/20
12月の降雪量 | 1月(17日まで)の降雪量 |
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234cm | 101cm |
2020/21
12月の降雪量 | 1月(17日まで)の降雪量 |
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303cm | 170cm |
比べてみますとよく分かりますが、昨シーズンの12月の降雪量は、今シーズンの12月の合計降雪量よりも170cmも差があり、1月の17日までの観測でもすでにおよそ69cmも今シーズンの方が多く降っていることがわかります。
降雪は昨シーズンと比較すると確かに多いのですが、これも記録的というよりは平年並みです。昨シーズンの最も大きな差は、「積雪量」にあります。昨シーズンに比べ今シーズンは北海道だけでなく、全国的にも大寒波が列島に停滞していたこともあり、氷点下10度近い日が続きました。そのおかげで降り積もった雪が溶けずにそのまま着雪し、屋根雪も分厚くなってしまう景色が多くみられました。
気象庁による倶知安町の統計では、2020年の12月で一番冷え込んだ12月20日では氷点下19.2度を観測し、氷点下10度を下回る日が続きました。12月全体の平均気温も氷点下5.9度となっており、2019年の12月では、プラスの気温も数日ある上に氷点下10度を下回った日はたった4日と出ています。この気温の低さが手伝って今シーズンの積雪量はとりわけ多く、スキー場にとっては嬉しい反面、私たち住居者にとっては作業が追いつかないほど除雪に精を出しています。積雪量が多くなるほどスキー場もその分長く楽しめますので、早く元の日常が戻ることを願うばかりです。
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