ヨガ講師、アラムラフィー氏に聞く
ロンドンで活躍するヨガ講師、アラムラフィー氏がこの夏ニセコでヨガワークショップを開催
アラムラフィー氏にインタビューをさせていただきました
エクスペリエンスニセコ:まずはご自身について少し語っていただけますか。
アラム:アラムと申します。ロンドンで生まれ育ったアメリカ人です。しばらくは建築家として働いていましたが、現在はヨガを中心に活動しています。
エクスペリエンスニセコ:ヨガに興味を持たれたのはどのくらい前なのですか?
アラム:友達が何度かヨガクラスに僕を連れて行ったんです。その時ちょうど膝を壊して手術をしたところだったんです。激しくなくてもどうにか安全に動かしたいという気持ちがあり、ヨガに興味は持っていました。深呼吸など呼吸を主にしたエクササイズをし、すごく気分が良かったのを覚えています。目覚めたっていうほうが近いですね。2~3年後、また膝にけがをして以来もう少し真剣に取り組んでみようと思いました。
エクスペリエンスニセコ:どんな方に師事したのですか。またどんな影響を受けましたか?
アラム:最近で言うとスチュアート・ギルクリスト、もう10年以上レッスンを受けています。彼の情熱とエネルギーはすごいですね。とても刺激をうけます。ダグ・スウェンソン、一緒に練習をしてきた彼は熱心なヨギーで、その彼の集大成が今の彼の健康な生き方に反省されているといっても過言ではありません。他にもたくさんいますが、どの人もそれぞれに魅力があり、僕にインスピレーションを与えてくれる存在です。
エクスペリエンスニセコ:アシュタンガヨガ、ってどう特別なんですか?
アラム:アシュタンガとはサンスクリット語で「八本の枝」という意味を持ち、八支則はさまざまなヨガの根底に流れている考え方とされており、自分自身の感覚が研ぎ澄まされ、集中力を高めることにより、心身の健康を高めて、他人と自分の周りの世界とより良い調和をもたらすというメソッドの上に成り立っています。呼吸と動きが連動されて流れるように体を動かすダイナミックでエネルギッシュな動きに加え、瞑想も多く取り入れられます。
エクスペリエンスニセコ:ニセコへ来た理由は何でしょうか。
アラム:クリス・ピッカリングです。HTMという会社で取締役をしている彼とは友達で、彼今回誘ってくれたんです。
エクスペリエンスニセコ:ニセコのどういうところに魅力を感じましたか。
アラム:なんといっても雄大な自然。毎日羊蹄山を眺めていられる日々がとても素晴らしかった。登頂した喜びはそれ以上でしたが。ニセコで出会った人々はみなとても優しく、エリア全体の文化も含め、とても気に入りました。
エクスペリエンスニセコ:ニセコでヨガ。どう感じましたか?
アラム:シチュエーションは最高でした。自然の中で本来の自分というものに触れれるにはとてもいい場所だと思います。あまりヨガが浸透していないように思えていましたが、コミュニティも勢いがあることに驚きました。ニセコ山系は、自分を高める人にとってとても適した場所だと思います。
エクスペリエンスニセコ:また、ニセコへ戻ってきたいですか?
アラム:もちろん、絶対にね。次は雪がある時もいいですね。待ち遠しい!
エクスペリエンスニセコ:ありがとうございました。