チセヌプリスキー場、再オープンへ!

JRTトレーディングに譲渡され営業再開するチセヌプリスキー場

2013年に営業終了していた蘭越町にあるチセヌプリスキー場は、ニセコ町にあるスキーガイド会社JRTトレーディングに譲渡され、今冬にも営業を再開する。JRTトレーディングは、島牧村でキャットスキーを行ったり、ニセコにある宿泊施設ブラックダイアモンドロッジを経営している。代表のカナハン・クレイドンは、北海道新聞にこうコメントしている。「チセヌプリは雪質が素晴らしいうえ、近くに温泉もあり、海外客に必ず喜ばれる」

スキー場の休憩所を改築し、キャットスキーを導入する計画に加え、5年後をめどに、老朽化したリフトの更新も進めるという。

9月の21日に開かれた議会では、議員から、通常スキー場のコース外で行われるキャットスキーについて安全上の懸念が出たが、安全管理について町とJRT、(森林所持する)北海道の3社で覚書を締結するなどして理解を求めた。

チセヌプリスキー場は1967年に開業して以来、施設の老朽化などで2013年営業を休止。町は2014年12月~15年4月、5000万円で譲渡先を公募、東京の会社と合意はしたものの、契約には至らず、今年の3月~4月に1000万円に価格を下げて再公募していた。

Clayton Chisenupuri Photo Mattias Fredriksson 2