ローカル写真家、グレン・クレイドンに聞く
過去15年にわたり、ニセコの移り変わりを目の当たりにしてきた外国人はまれなのではないでしょうか。homesに語った、ニセコを拠点する写真家、グレン・クレイドン氏のインタビュー記事を抜粋します。
スノースポーツや建築写真家としてこれまで数多くの真新しい建築物やホテル、別荘ができるたびに、カメラのレンズ越しにその魅力を映し出すという責任を担ってきたニセコ在住の写真家、グレン・クレイドン氏。長きにわたってニセコの変貌をも目の当たりにしてきた彼に、この地について、また彼自身について語ってもらいました。
オーストラリアからニセコに移住するまでの経緯を教えてください
2003年、私がまだ29歳の頃に、3つの決断をしました。1つ目は、これまでのキャリアを変えて何か新しいことをすること。2つ目は、新しい言語を習得すること。3つ目はスキーやスノーボードをもっと楽しむこと。世界中には、この3つが一度に叶う、北海道に似たような場所はほとんどなかったんです。
そこで私は函館市で英語の先生のアシスタントをしながら、週末にニセコにスキーをしに通う日々を過ごしました。その頃デジタル一眼レフを購入し、友人とのスノーボードトリップや、バーやレストランなどでの楽しい日々を趣味で撮り始めました。
ある日、友達の一人が、私のウェブサイトにある写真を購入したいと聞いてきた時、この「写真」というものにもう少し真剣に向き合ってみようと思いました。その翌年の冬、私はニセコへの移住を決意し、それ以来、ニセコを離れずに住み続けています。
そこからすぐに写真一本で働き始めたのですか?
いえいえ、すぐにフルタイムで、写真一本で食っていけるほどのコネクションも持ち合わせていなかったので、「ニセコグラウンドサービス」という会社で予約を担当する通年の仕事を得ました。写真家としては、フリーランスで少しずつ始め、徐々に半分は出勤し、半分は写真を撮る生活にシフトしていきました。
「ニセコグラウンドサービス」のイアン・マッケンジー氏は顔が広く、「ニセコリアルエステート」を紹介してくれたことがきっかけで、2006年末から2007年にかけて「ゴンドラシャレー」や「ランドマークビュー」など、彼らが管理運営する宿泊施設を撮影させてもらえる機会を得ました。そして写真一本でやっていく決断をしたのがその年の年末でした。
----その後もインタビューは続きます。気になる方はリリースしたばかりのエクスペリエンスニセコhomesマガジンにてお読みください。(全編英語となります)オンラインマガジンはこちらから。
写真家、グレン・クレイドン氏の作品や、撮影のお問い合わせはこちらの公式サイトよりご確認ください。(http://glenclaydon.com/)