ニセコの新感覚レストラン
これまでなかった、スキーインスキーアウトのできる居酒屋レストラン
雲レストランはその名にふさわしく、ニセコのひらふ坂の最上部、最も空に近い場所に建つ「スカイニセコ」内にある居酒屋レストランです。
スキー板を履いて一歩外へ出ればそこはゲレンデという、本当の「スキーイン・スキーアウト」が楽しめる、新しいコンドミニアムホテル、「スカイニセコ」の1階にあり、夜は賑やかな雰囲気の中で、ざんぎやじゃがバターなどの居酒屋スタイルの北海道グルメを楽しめます。
北海道に移住して7年以上の経験を持つ雲レストランのフード&ビバレージマネージャーのリチャードロビンズ氏は、新旧問わず、近隣の生産者や漁師さんとのより良い関係から得られる新鮮な食材をなるべく多く使用した料理を提供したいと語ります。
「近隣で揚がった新鮮な魚介類をはじめ、肉類、野菜に果実など、このあたりは生産物が豊富。そんな生産者とのコラボレーションが楽しめるつながりはここにはあります。北海道は言わずと知れたシーフード天国。乳製品も豊富で、恵まれた土地です。近くにこれほどの食材が手に入るのですから、つながりは非常に重要です。」ロビンズ氏は語ります。
ディナーメニューは北海道産和牛をはじめ、北海道の代表シーフード「タラバガニ」、うにやいくらといった食材が並びます。羊蹄山の湧水を使って作られる真狩村の豆腐もメニューに並びます。自身でも楽しめる要素の持つ「石焼」メニューは、実際に熱い石の上に置かれた食材が美味しそうにじゅうじゅうと焼かれているので、冬は特に外国人客の「マストトライ」メニューの一つとなっています。
冬季は特に、お昼を超えるころ、朝から滑りに出ていたスキーヤーやスノーボーダーたちがゲレンデから戻るころで賑わいます。ランチはカジュアルに、全国のご当地メニューが楽しめるメニューとなっています。
「お昼は皆さんがスキーからいったん戻られる時間帯です。おなかをすかせていますので、濃い味の、ボリュームのあるソールフード的なものを欲していると考えました。初めて来日した外国人に、ニセコで日本全国のご当地グルメが楽しめれば面白いな、と考えました。」とロビンズ氏。
雪山に満足すれば、やはり次に来るのは「食」。夕食前までの語らいの時間や、体を休める時間帯の「アプレスキータイム」はアジア圏のグルメが楽しめる「軽食」としてメニューに入れています。
「アジアの国々で気軽に食べられるストリートフード、例えば馴染みのある台湾名物の蒸しパンは、北海道産の豚肉に生姜とスパイスで味付けして提供しており、軽食としては大変人気です。」とロビンス氏は話します。
和食から、アジア圏のグルメ、そして外国人シェフならではのひねりが加えられた味付けが雲レストランに訪れる世界中の人々を魅了しています。総料理長のイギリス出身のキヨシ・バーゲス氏率いる、韓国、オーストラリア、フランス、イギリスから集まった国際色豊かなスタッフが温かいおもてなしを心がけます。
日本とオーストラリアの二つの文化を持つバーゲス氏はロンドンの有名日本レストラン「ZUMA」をはじめ、多くのレストランで13年にもわたり経験を積んで、雲レストランの総料理長へ。
「ディナーは北海道産の新鮮な素材本来の味が楽しめるので、炭火焼のものはすべておすすめ。ランチは北海道のご当地グルメとして海鮮丼は言うまでもありません」とバーゲス氏は語ります。作り手にとって、「地元の食材を使う」ことはより自然なことで、雲レストランの真髄であることは間違いありません。
「食べ物もそうですが、スタッフが雲レストランの何よりの魅力だと思っています。冬季は特に世界中からお客様がいらっしゃるため、国際色豊かなチーム編成なのは強みです。調理法も味付けも素材の扱い方新しいものを持ち込み、様々な方法を模索しています。美味しい素材を買うことは簡単ですが、それをどう扱うか、でしかありません。」とロビンス氏。「それと、スキーイン・スキーアウトができるレストランというのも、かなり特別なことですよ」。
プライバシーが必要なお客様用にお座敷もご用意しています。ご予約は、kumoniseko.com まで。