初心者さん専用、冬のニセコを楽しむ5つのヒント
冬が近づいてきました。ニセコは上級者やコアなスキーヤーしか受け入れない?そんなことはありません。この冬初めてニセコへいらっしゃる皆さまに役立つ5つのヒントをシェアします。
世界中のプロ顔負けのスキーヤーやスノーボーダーたちが選ぶ地として名高い、世界屈指のパウダースノー天国、ニセコ。一度もゲレンデの経験がない私もニセコを楽しめる?心配ありません。そんな初めての方のために、必要で役立つ情報を集めました。
冬はいつからいつまで?
11月末~5月初旬
ニセコのスキーシーズンは、リフトが運行している期間と考えると、例年11月末~ゴールデンウィークくらいまでです。毎年降雪量は15メートルほどになり、ニセコは山だけでなく町全体がふかふかの雪に覆われます。雪の時期は1年の半分と考えれば早いかもしれません。
冬は特に町全体が海外からのお客様でにぎわい、外国化するニセコエリア。ピーク時は、クリスマス、年末年始、そして2月の中国の旧正月頃となります。日本人客に人気なのは、春スキーです。時期をはずしているから、宿泊施設も希望のお部屋の空室が出てきたり、リフト券が安くなったり、混雑も少なく、晴れの日も多く、いいこと尽くし。特に家族連れやカップルに人気です。
実際にニセコで何をしよう?
まずはゲレンデに出てみて
多くの好きヤー、スノーボーダーが世界中から集うのは、もちろんその良質で軽い雪目当て。ニセコはニセコグラン・ヒラフ、HANAZONO、アンヌプリ国際スキー場、ニセコビレッジの4つのメインのスキーリゾートからできており、すべて合わせるとコースの全走行距離は47kmにも及びます。その中でもニセコグラン・ヒラフリゾートが全スキー場の約60%を占め、リフトの数、周辺の宿泊施設数や飲食店数などもニセコグランヒラフエリアが最大規模となっています。スキー&スノーボードレッスンには初心者用のクラスやマンツーマンでのレッスンもあるので、一度レッスンを受けるとコツをつかみやすくなるのでお勧めです。日本語でのレッスンだけでなく、ニセコらしく英語でレッスンを受けてみると、まるで海外でスキーをしたかのような気分も味わえます。また、スポーツは苦手、という人には、雪をかぶった羊蹄山や壮大なパノラマを山から楽しむだけでも価値はあります。
ゲレンデ外で楽しみたい
スキーやスノーボードも良いけど、スキー以外ではどんなことができの?そんな方には、スノーモービル、スノーシュー、などのアクティビティがお勧めです。つんとした厳しい冬の夜空に光る満天の星を眺めたり、静かな森を散策したり、となかなか普段味わえない経験をすることができます。また、ニセコ周辺は異なる泉質が湧き出る温泉郷としても人気があります。寒い日こそ、温泉巡りで身も心もぽかぽかに。また飲食店のバラエティの豊かさは、国際都市、ニセコならでは。居酒屋やフードトラックから杏ダイニングのようなファインダイニング、若竹のような本格的な寿司レストランからミシュランの星付きレストランまで多国籍のお料理が楽しめるのもニセコの大きな魅力の一つです。毎日違うお料理を存分に楽しめ、毎年新しいお店も増えるのでリピーターも飽きさせません。北海道に来られたらぜひスープカレーを味わってみてください。
スキー後の「一杯」も、充実しているニセコエリア。地酒からカクテルまで、スナックのようなお店から、居酒屋、外国人も集まるインターナショナルなバーまでチョイスはさまざま。グランヒラフにほど近いバーは、ひらふの交差点に建つOdin Place内のMusuをはじめ、入り口が冷蔵庫の扉というユニークなBar Gyu+や、とても気さくで明るい女将が笑顔で出迎えてくれるToshiro's Barなどの主要バーだけでなく、倶知安市街地にもたくさん飲み処はあるんです。
スキー場間の移動手段は?
便利なシャトルバスを使おう
木ニセコやスカイニセコ等、エリア内のほとんどの宿泊施設(ホテルやコンドミニアム)は、無料のシャトルバスサービスがお客様の足となり、巡回しています。4つの主要スキーリゾート間の移動に便利なのは、ニセコユナイテッドシャトルバスです。ニセコ全山共通リフト券の時間券、日券、シーズン券をお持ちの方は終日無料で利用可能です。
また、団体様や、貸し切りの車での移動をご希望の方、慣れない雪道をご自身で運転されるには不安もあると思います。そういう時は、スカイエクスプレスがお勧めです。小樽や札幌などの近郊の町への観光もお望み通りです。
どんな服を持ってこれば良い?
脱着が楽な保温性の高いものを。スノーブーツはマスト!
寒い時には水道管も凍り付くマイナス10度を超える日もあります。保温性の高いアウターやインナーはもちろんですが、館内と外では気温差が大きいため、なるべく脱着が楽で、何枚も重ねることをお勧めします。手袋は必ず着用しないとしもやけになってしまいます。耳や頭も寒くなるので、ビーニーやイヤーマフもあれば尚良いです。また、侮ってはいけないのが、ツルツルに凍った道路。普通のスニーカーやましてやヒールなどでは滑って転んでしまいますので、必ず雪国用のブーツを用意してください。おしゃれより安全面が大事なんです。ロードヒーティングがある部分は、ひらふ坂ですが、それでも凍っていることもよくあります。ブーツは本格的なものを準備してください。
Odin Placeでは、高品質のアウトドア用品が揃います。バートンやモンクレールなどのタウンユースにも使える冬のアパレルも取り揃えているので、ショッピングも楽しめます。
冬のニセコのイメージが少しはつかめたでしょうかましたか?とても賑やかになるニセコの冬。一度はニセコを体験しに来てみませんか?