北海道フラワーソンって?
今年は5年に一度全道で開かれる北海道フラワーソンが行われる年です
オリンピックよりも頻度が少ない、北海道フラワーソンは、5年に一度開催されます。にしても聞きなれない言葉、フラワーソン。フラワーソンって一体なんでしょう。これはフラワーウォッチングマラソンの略で、全道一斉に野の花の開花状況を調べる一般調査のことなんです。各地区でどんな花が咲いているのか?というのを一斉に調べるイベントらしく、全国的にもあまり他に例を見ないプロジェクトなんです。
まず、目的は大きく分けて4つあります。
①植物の分布情報を充実させる
②季節、気候の変化を知る
③環境の変化を明らかにする
④植物への関心を深める
北海道の植物を理解し、その情報をシェアすることにより、環境の変化の一端を捕まえることができるかもしれないという調査なんです。
5回目となる今年の調査。前回の2012年の一般調査にてニセコアンヌプリ地区が195種で全道1位になりました。
このエリアはひとつの自然環境ではなく、湿地帯や農地、草原に天然林、スキー場など様々な形態の環境によって形成されていることから、異なった植物や花の種類が豊富にみられます。また、山の麓と頂上では気温差も大きく異なるため、咲く花の種類にも違いがみられるそう。
ニセコエリアに住んでいると車で通る際には見過ごしてしまったり、つい知っている花にしか目が行かなかったりもするけれど、山に登ったり、沼を散策したりすると、野花の種類の多さにきっと驚くのだろうなと思います。あいにく募集は締め切られていますが、今年は前回と比べてどんな違いが出ているでしょうか。調査結果が楽しみですね。
北海道フラワーソン公式ページ
北海道フラワーソンFBページ
前回の調査結果は今まだリニューアル準備中だそうですが、こちらの公式ページをご確認ください。