リチャード・トネッティ氏含むオーストラリアン・チャンバー・オーケストラのメンバーが今年もニセコを魅了する

ヒラフのタンタアン行われたオーケストライベント。リチャード・トネッティ氏と彼の率いるオーストラリアン・チャンバー・オーケストラを中心に、全3団体が会場を虜にした。

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タンタアンで曲を奏でるリチャード・トネッティ氏

皆さんは鳥肌が立つような音楽を聞いたことがありますか?まさに、ここグランヒラフスキー場の麓にあるタンタアンで行われたHTMと緑の木主催のこの音楽イベントで、その場にいたほとんどの観客たちは鳥肌が立つような経験を味わったでしょう。リチャード・トネッティと彼の率いるオーストラリアン・チャンバー・オーケストラのメンバーを中心にくっちゃん羊蹄太鼓保存会・鼓流とマウントようていジュニア・ジャズ・スクールがステージに上がりました。

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彼らの奏でる音楽はワールドクラス。日本で聞ける機会は滅多にありません。

詰めかけた観客たちは、外国からの観光客が大部分を占めていましたが、地元の方も多数見受けられました。この観光客たちの中に混ざって、オリンピックメダリストの女性スノーボーダー、ジェニー・ジョンズと水泳界で数々のメダルを手にし「魚雷」の異名を持つ、イアン・ソープの姿もありました。

この豪華なイベントの先陣を切ったのは、羊蹄太鼓保存会・鼓流。ほとんどの外国人観光客にとって太鼓を見るのはおそらく初めての経験でしょう。朗らかに会話を楽しんでいた会場は、彼らが入場して空気が一変。彼らの力強い掛け声とともに太鼓が叩かれ、その激しい音はタンタアンの空気を震わせ骨の髄まで響き渡りました。初めて聞く彼らの魂のこもった太鼓の音に外国人観客たちも感動を覚えたことでしょう。

Aco Taiko Drummers

羊蹄太鼓保存会・鼓流

次に会場を盛り上げたのは、地元の小中学生を中心に構成された「マウントようていジュニア・ジャズ・スクール」。まだあどけなさが残り可愛い子どもたちでしたが、演奏が始まると洗練された音を奏で、その風貌はプロが顔負けするほど。曲の中にはソロパートが設けられており、ソロパートが終わる度に会場からは拍手が沸き起こりました。

それぞれの曲の合間には自分たちでMCをする場面があり、すべて英語で行われ観客たちを驚かせました。

Aco Jazz Players

マウントようていジュニア・ジャズ・スクール

最後にステージに上ったのはリチャード・トネッティ氏と彼の率いるオーストラリアン・チャンバー・オーケストラのメンバー。

リチャード・トネッティ氏は世界的に知られたバイオリニストで25年間もの間オーストラリアン・チャンバー・オーケストラを率いています。

彼のバイオリンから奏でられる音は一つ一つが繊細で、会場全体がまるで違う世界に誘われるかのよう。曲の合間のMCでは会場を沸かせるなど、詰めかけた観客を虜にしていました。

Aco Playing

演奏するリチャード・トネッティ氏と彼の率いるオーストラリアン・チャンバー・オーケストラのメンバーたち

リチャード・トネッティ氏と彼の率いるオーストラリアン・チャンバー・オーケストラのメンバーたちは1月20日(金)にOrchards Niseko Cubhouseにてもう一度演奏します。

1月20日(金)公演
場所: The Orchards Niseko (Map)
¥4,000 (手数料) 演奏会のみ
¥8,500 (手数料) 演奏会+ドリンク+フード+親睦会

下のギャラリーから会場の様子をご覧ください。

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