話題のハンマーダルシマーって何!?
想像もつかない!このハンマーダルシマーという楽器はどんな音色なの?数少ないハンマーダルシマー奏者の第一人者が小川原脩美術館で演奏会をします
ハンマーダルシマーとは
あまり聞き馴染みのない楽器「ハンマーダルシマー」。ヨーロッパや世界では珍しくない楽器ですが、日本ではまだそこまで浸透していないのが現実です。
でも近年、特に今公開中の長編アニメ映画、メアリと魔女の花の劇中歌、SEKAI NO OWARIの楽曲RAIN内などでも使われており、神秘的な音色で注目が集まっています。
楽器の構造と演奏方法は、箱型の共鳴体に張られた多数の金属製の弦を、木製のスティックで打って演奏するもので、見た目からは、一体どんな音色がするんだろうと、期待させてくれる打弦楽器です。その音色はメランコリーで、ハープのようにとても美しくまるでオルゴールのよう。ハンマーダルシマーという語源は、ラテン語のダルシ=(美しい) +マー=(メロディー・音楽)から来ており、美しい音、という名前を持っています。ピアノの祖先ともいわれており、音色を聞くと、どことなくピアノに似ている美しい音色です。(ピアノの中は、ハンマーダルシマーと同じように弦が張られており、鍵盤を押すことによって、ハンマーが弦を叩き、音を出しています)
珍しいハンマーダルシマーのコンサート
その日本では演奏者がまだ少ないハンマーダルシマーの第一人者、札幌在住の小松崎健(こまつざきけんじ)さんが小川原脩記念美術館にて演奏会を行います。
なかなか本物のハンマーダルシマーの楽器を見る機会、そして聴く機会はないので、この貴重なコンサートは、音楽好きならぜひチェックしたいものです。
小松崎健さんは、札幌在住のハンマーダルシマー奏者。様々なジャンルのアーティストと共演し、2014年朝の連続テレビ小説「花子とアン」の劇中音楽でダルシマーを担当された実力者。
ハンマーダルシマー哀愁の旋律
日時:2017年7月29日(土)14:00~
開錠:小川原脩記念美術館ロビー
料金:無料
お問合わせ:0136-21-4141
詳細は倶知安町のHPから。