アイスクリームを作ってみよう！

ニセコ町にある高橋牧場「ミルク工房」さんでは、搾りたての生乳を使った様々なお菓子が頂けます。お菓子だけでなく、濃厚だと評判の飲むヨーグルトやしっかりミルクの味のするアイスクリーム。ショーケースに並ぶスイーツももちろんいいですが、せっかくなので、どんなふうにアイスクリームができるのか、体験してみると面白いと思います。こちらの体験は観光客のお客様をはじめ、修学旅行生にもとっても人気なんだそうです。

アイスクリームって何でできているのかな？ミルクと・・・お砂糖と・・・？実際にいただいたアイスクリーム作りの手順と材料を見ると、なんてシンプル！牛乳と生クリーム（動物性）、そして練乳のみ。そうなんです、シンプルだからこそ、その素材のクオリティで味が変わってくるんです。

ところで、アイスクリームというと、甘いイメージがあったので、お砂糖をどの程度入れるのか興味がありました。でも材料に砂糖がない・・・・この体験では、もともと練乳に甘さがありますが、このほかにはちみつや砂糖でももちろん大丈夫です。もし、甘味料を入れなかった場合はどうなりますかとお伺いしたところ、アイスクリームは出来上がるけれど、味が素朴すぎて、適度な甘みがないとおいしくないという回答をいただきました。

ボウルに氷を敷き詰めて、あとはそろえた材料をひたすらミックス！最初はさらさらの液体状のものが、ずーっとかき混ぜていると、面白いように固まってきます。大方この「かき混ぜる」作業が手作業だと大変なのですが、混ぜているうちにもったりと重たくなってくるのが手ごたえとしてあるので、とても面白いんです。そして泡だて器を持ち上げるとつん、と角が。そう。この状態がベストです。このまま冷やし、混ぜ続けるととても固くなります。お好みですが、カチカチよりも少し柔らかめのほうがおいしく頂けると、アドバイスをいただきました。

体験では、フローズンストロベリーも入れて、苺アイスにします。混ぜられて桜色になったアイスは途中でもうすでに味見したくなるくらい。子供はもちろんのこと、大人も気分が高まります。

そして体験はこれだけではありません。もちろん、自分たちで混ぜて作ったアイスクリームはとってもおいしいのですが・・・。試食後、スタッフさんから引換券をいただきます。その引換券を持って地図①のミルク工房本店へ行くと、なんと2種類のお好きなアイスと交換できるんです。（カップかコーンかも選べますよ！）どれもこれもおいしそうで選ぶのに迷ってしまいますが、「期間限定」「今だけ復活」などのプレミアム感にいくもよし、「王道ミルク」を選ぶもよし。選ぶ時間もまた幸せ。余談ですがミルク工房さんのこだわりで、ワッフルコーンは使用していません。アイスクリームの甘さとのバランスを考慮しているそう。

体験でアイスを食べすぎちゃった、という方には、高橋牧場の人気商品、のむヨーグルトと交換でも構いません。夏日にはうれしい、ひんやりアクティビティ。

修学旅行生や観光客の方が多いのも納得ですが、もちろんファミリーでも夫婦でも、お友達とでも楽しめます。アイスクリーム作りでの一番メインの工程は「かき混ぜる」作業です。20分ほど、状況があまり劇的に変化しない様子をひたすら混ぜ続けるのは小さなお子さんには飽きてしまい難しいかもしれませんが、そんなときは「お父さん」や「お母さん」の出番です。ある程度大人がミックスした後、お子さんにバトンタッチをすれば、重たくなってくる様子が実感となってお子さんも大喜びだと思います。（もちろん、アイスが食べたいならひたすら混ぜるべし！と言い聞かせるのもいいですが）

また、カップルやご夫婦では、力強くかき混ぜる男性を見る女性も幸せ。おいしそうに食す女性を見る男性も幸せ。の図が成り立つ楽しいアクティビティです。北海道の夏。お天気がいいと目の前に羊蹄山が望め、広い緑の牧場と牧草ロールが転がる景色の中で作るアイスクリーム。老若男女、どんな人にもおすすめです！

高橋牧場　ニセコ　ミルク工房

48-1522　北海道虻田郡ニセコ町曽我888-1

TEL:0136-44-3734　FAX:0136-55-8808

営業時間：夏季9時30分～18時

※アイスクリーム作り体験は10:00～、14:00～の1日2回

※※前日までの予約をお願いします