積丹デイトリップ

1か月間インターンとしてニセコに来た大学生によるニセコ初心者ダイアリー、第六弾。

先日、ニセコで出会った友人たちと、レンタカーで積丹(しゃこたん)に行ってきました。

積丹半島はニセコエリアから車で約1時間半の場所にあり、週末のドライブにぴったりです。

途中、共和町で野菜の直売所の前を通りかかり、「ゆできび」という文字に惹かれて寄り道。

その日の朝採れたとうきびを茹でたんだそう。

茹で加減が絶妙でシャキシャキと歯ごたえがよく、ほどよく塩味が効いていて、そしてなによりとっても甘い~!

Intern Diary Shakotan1

北海道ではとうもろこしのことを「とうきび」と呼ぶんですね。茹でたとうきびは、“ゆできび”!

この辺りは農産物の直売所が所々にあるので、休憩がてら寄って新鮮な食材を買うのもドライブの楽しみの一つですね。

海岸沿いの道路に出ると、海が見えてきました。

積丹町に入る以前の泊村や神恵内村の海も青く綺麗で、“積丹ブルー”への期待が膨らみます。

積丹町に到着し、まずは腹ごしらえ。夏の積丹名物、ウニをいただきます。

積丹のウニはクリーミーで甘みが強いことで有名で、しかもウニ漁が解禁されている6月から8月末までの期間限定ということなので、これは食べないわけにはいきません。

せっかくタイミング良く積丹に来ることが出来たのだから…と、ウニ好きの私はバフンウニとムラサキウニの紅白丼をいただきました。なんという贅沢!

Intern Diary Shakotan4

手前が「白ウニ」と呼ばれるキタムラサキウニ、奥が「赤ウニ」と呼ばれるエゾバフンウニ

2種類のウニを食べ比べてみると、どちらも甘く濃厚なのですが、風味の違いがはっきりと分かります。

ウニ独特だと思っていた臭さがあまりなく、ウニが苦手だと言っていた友人も美味しいと言っていました。

どうやら本州で食べられている北海道産のウニは、輸送の際の身崩れ防止のためにみょうばんに漬けているため風味が落ちてしまうようです。

これが本物のウニの味なのですね~!もう他の場所で食べられないかも。

Intern Diary Shakotan6

色鮮やかな赤ウニは、北海道でのみ捕れる希少なものだそう

全部ウニでも飽きることはなく、永遠になくならないで…と思いながら食べていました。(残念ながらぺろっと食べて一瞬でなくなってしまいました。)

本場のウニに満足したところで、絶景を見るべく神威岬(積丹町大字神岬町)へ。

駐車場から岬の先端まで、約770mの遊歩道がのびています。

“積丹ブルー”は息を呑む美しさ!想像以上の青さに、いつまでも見ていたくなります。

約20分かけ先端にたどり着くと、その先にはろうそくのような形をした奇石が。道は少し険しいですが、歩いて先端まで来てよかった!

お次は、「日本の渚百選」に選ばれているという島武意海岸(積丹町大字入舸町)へ。

海岸まで近づくべく階段を下っていくと…

なんとも透明度の高い海が現れました!どこか南国のリゾート地に来たかのようです。

積丹ブルー

寄せる波をぼーっと眺め、ゆったりとした時間が流れていきました。

北海道は海に囲まれており水産物に恵まれていることはもちろん知っていましたが、海がきれいだというイメージは持っていませんでした。

またひとつ北海道の自然の美しさを知り、好きなところが増えた、充実した1日となりました。