デヴィ夫人にニセコの思い出を伺いました
ご家族でクリスマスと年末をニセコで過ごされたデヴィ夫人に、休暇のハイライトを伺いました
テレビではお見かけしない日がないくらい、その存在感とオーラを放っていらっしゃるデヴィ・スカルノさん、通称デヴィ夫人。
この年末を、2018年12月にオープンしたばかりの『スカイニセコ』に宿泊され、娘さんご一家と共に休暇を楽しまれました。この度『エクスペリエンスニセコ』が独自にインタビューをさせていただく機会を設け、ニセコでの時間について、お伺いしました。
エクスペリエンスニセコ:毎年クリスマスやお正月はどのように過ごされていますか?
デヴィ夫人:私は何十年もヨーロッパに住んでいたので、クリスマスやお正月は雪国で過ごさないと過ごした気にならないんです。スイスにいつも行きますが、スイスまで行けないときは、新潟県など国内のスノーリゾートでお友達と過ごします。
エクスペリエンスニセコ:今年はなぜニセコでのホリデーを選ばれたのですか?
デヴィ夫人:ニューヨークやロンドンにいる周りのお友達が皆さん『ニセコ』と口をそろえて言うので、「今年はニセコに行ってみたいわ」と、娘家族から誘いを受けたんです。
エクスペリエンスニセコ:ニセコは初めてですか?
デヴィ夫人:私は20年くらい前に一度来たことがあるのですが、その頃は私の記憶では、大きなホテルは何軒かあったくらいであとは温泉宿しかなかった気がするんですね。
エクスペリエンスニセコ:前回来られた時と比べて、ニセコの変化をどう感じられましたか?
デヴィ夫人:すごいですね、ニセコの拓き具合は。大変びっくり致しました。どこに行っても英語が飛び交っているし、インドネシアのお友達がニセコには毎年来ていて、『ニセコ』という言葉をよく聞いていたのですが、来てみてよくわかりました。スイスなどのリゾート地でも最近は地球の温暖化が進み、良質な雪が少なくなってきていると聞いていますので、今後もそういった地域からもっともっと人が来るんではないでしょうか。ローワーヒラフのレストランへ行った近辺に、かわいいシャレーが並んでいて、その一角はこのあたり(アッパーヒラフ)とまた違って、スイスのグシュタードやサンモリッツのような町並みで、あんなシャレーがもっとたくさんできればいいかなあと思いました。
エクスペリエンスニセコ:今回の『スカイニセコ』の滞在はいかがですか?
デヴィ夫人:新しいホテルですので、設備や建物はモダンでおしゃれですね。特にキッチンが気に入っています。冷蔵庫などはしっかりと目隠ししてあるし、調理器具も一通りそろっていて大変素晴らしいです。バスルームの床暖房も快適ですね。Apple TVもあり、これまで見逃していて観たかった映画をたくさん観ることができました。
エクスペリエンスニセコ:お食事も含め、ニセコの町はどのように楽しまれましたか?
デヴィ夫人:朝起きて、朝食を頂いたらゲレンデへ出るという日々ですので、あまり出歩いてはいないのですが、レストランへは何軒か行きました。スカイニセコホテルの朝食はセレクションも豊富で、大変よかったです。
エクスペリエンスニセコ:雪質はいかがでしたか?
デヴィ夫人:雪質はパウダースノーで最高ですね。今日(2018年12月31日)は特に素晴らしかったです。良く晴れて。あと、広い斜面もあるから大変良いですね。
エクスペリエンスニセコ:いろいろなリゾートでのご経験がある夫人から見て、ニセコのリゾート全体でももう少しこうだと良いのになと思う部分はありますか?
デヴィ夫人:ヨーロッパのスキーリゾートなんかでは、クリスマス時期にはホテルが大きなパーティーを主催するんです。大きなホテルがたくさんあり、世界中から富裕層の方々が集まる場所なのに、そういったパーティーがないようなので、ニセコもこれだけインターナショナルな町なので、そういった文化も取り入れていけば良いのではないかと思います。男性はタキシード、女性はイブニングドレスを着用して、クリスマスディナー、そしてショーなんかもあれば、もっとリゾート地のクリスマスが盛り上がると思います。大晦日のニセコでは、たいまつ滑走が見える場所で、年末のカウントダウンパーティーもあれば良いですね。
エクスペリエンスニセコ:スキー場で何か感じられたことはありますか?
デヴィ夫人:アメリカではリゾートによっては、スキー用とスノーボード用とコースが分かれていたりしますね。そういったコースがあっても良いかもしれませんね。あと、レッスンを受けられている方々がリフトをスムーズに利用するためのプライオリティラインですが、ルールやマナーを守っていても、それを無視する人たちも多く見かけました。みんなが気分よく使えるように工夫できれば良いですね。
エクスペリエンスニセコ:ニセコで一番印象に残っている景色を挙げるとすればどんな景色ですか?
デヴィ夫人:蝦夷富士、羊蹄山ですね。窓からは見えるし、スキーをしていても見えるし、上からの見晴らしが素晴らしいですね。
エクスペリエンスニセコ:最後に、今回ニセコでクリスマスをご家族と過ごされた一番の思い出を教えてください
デヴィ夫人:やっぱり娘と孫と3人でスキーを滑れたことですね。孫はスイスでのジュニア部門で優勝しているくらいスキーがうまいんです。私はさすがにそれにはついていけませんが、3人でゲレンデに出られることは嬉しいことですね。
エクスペリエンスニセコ:お忙しい中、お時間を割いてくださりありがとうございました。
スキーをして、取材を受け、テレビの撮影のお仕事もあり、そのまま大晦日から新年を迎えるまで、大変お忙しいスケジュールと聞き、そのバイタリティとフットワークの軽さを目の当たりにしました。今回は、お話の中で、豊富な旅行経験や海外経験をされているがゆえに出てくるお言葉のひとつひとつになるほどと納得させられました。芯の強さとそのオーラももちろん感じたのですが、エクスペリエンスニセコ冬版にも掲載されている記事や地図を見ながらたくさん質問をされ、ニセコのことをもっと知ろうとされているその好奇心の強さにも驚かされました。