去年はエルニーニョ、今年は・・・ラニーニャ?!
ラニーニャ現象って何?ニセコスキーにどんな得がある?!
エルニーニョによる影響による暖冬だったせいか、昨シーズンのニセコのスキー場オープンは例年よりも遅れてスタートしたのを覚えてらっしゃる方も多いと思います。今年も気になるところですが、気象庁によると、今冬は私たちにとっては絶好の天候に恵まれるかも!?とのことです。現在まだ世界中の気象機関が議論を重ねている最中ではありますが、70%以上の確率で、この秋はラニーニャ現象が起こる見通しとなっています。
ラニーニャ現象ってそもそも何?どんな影響がある?
エルニーニョ現象、ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域から南米沿岸にかけての海面の水温が平年よりも高くなったり低くなったりする気象現象で、それぞれ数年おきに発生するといわれています。このエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生する年は、日本を含め、世界中で異常な天候が起こりうると考えられています。例えば過去最悪のエルニーニョ現象が発生したといわれる昨年は、スキーリゾート(主にニセコよりも南に位置する本州などのスキー場)は、ピークシーズンにもかかわらず、山肌が見えたゲレンデを見てげんなりしなければいけなくなりました。打って変わってラニーニャ現象ともなれば、エルニーニョの逆で、水面の温度が低くなるため、冬は冷え込み、スキー場などに恵みの雪と寒さを運んできてくれる、その結果スノーアクティビティを最大限楽しむことができる、いわばゲレンデの女神と言えるでしょう。
今冬の旅の計画に影響する?
見通し通り、もしラニーニャ現象が発生した場合、寒さが増し、厳しい冬になるはずです。ラニーニャとシベリアからの風が相まって、北海道に良質のパウダースノーをコンスタントにもたらすことは確かで、その状態が通年よりも長続きすることとなります。結果、より長い冬となり、スノーアクティビティを存分に楽しむことができるのです。もちろんラニーニャ現象が発生するからといって、100%最高のスノーコンディションを約束するのは不可能ですが、ピークをずらして遊びに来られる11月下旬の旅行者の皆さんにとって、少しでもスキー/スノーボードを楽しめる可能性が高くなるにこしたことはありません。ニセコの全山も、少しでも早くのリフト運行開始を望んでいます。
一度、ニセコで冬を過ごしてみたいけど、どこでどう探せばいいかわからないという方、このウェブサイトの下部にありますお問い合わせフォームにてお気軽にお問い合わせください。