極上の日本の味と文化を「蟹鮨 加藤」で堪能する

老舗水産会社直営の「蟹鮨 加藤 ニセコ店」がオープンしました!

今年1月、ひらふ交差点から徒歩数分の、ようてい坂沿いにオープンした「蟹鮨 加藤 ニセコ店」。北海道弟子屈町にある、昭和38年創業「加藤水産」の直営店で、新鮮で美味しい蟹を食べられると話題のお店です。さらに、店内は一級建築士の資格も持つオーナーの思いが詰まった、日本建築の楽しい仕掛けの数々も楽しめます。

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「BAR KATO」は、お食事前のウェイティングスペースにも

建物の中に入るとまずは、併設されている「BAR KATO」のスペースが広がります。古民家から持ってきたという透かし彫りの欄間や、お酒が並ぶ棚には丸窓のデザインが施されていて落ち着いた雰囲気。お酒は日本のものに拘り厳選したそうで、特にウィスキーは種類が豊富に揃います。なかなか手に入らない貴重なボトルもあるとか。日本酒やワインなども国内のお酒を中心に取り揃えていて、ソムリエの資格をもつスタッフが楽しいトークと共に提供してくれます。待ち合わせ場所としてのご利用もオススメです。

秘密の通路

そして、バーから「蟹鮨 加藤」へ繋がる扉を開くと、、、「茶室の入り口」をイメージしたというアーチ型の通路が見えます。天井が少し低くなっているのは、茶室の躙口(にじりぐち)同様に、頭を下げることで地位や立場をリセットし、リラックスして食事をとってもらう、という意味が込められているのだそう。秘密のトンネルを抜けるみたいでワクワクする気持ちを抑え、「蟹鮨 加藤」の世界へと足を踏み入れます。

いざ「蟹鮨 加藤」へ

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通路を抜けると目の前に広がるのは、和食歴40年を超えるベテランシェフが待つカウンター。ショーケースには、水産工場から直接運ばれる獲れたて新鮮な蟹や、キンキ、ウニなどの海産物が並びます。ふと照明に目を向けると、一つ一つの電球を囲っているのは升、そして窓際の天井にある大きな照明にも欄間のデザインが取り入れられ、和の遊び心がここにも。カウンターの奥にある大きな窓からは、その日によって異なる表情の雪景色も楽しめます。

日本で本物の和食を作り続けてきたシェフが作る料理

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メニューは、松・竹・梅の3つのコースから選べます。まず最初に出てくるのは、なんと、お出汁。綺麗な黄金色の鰹出汁はシェフの優しさが現れた優しい味。全ての料理はこの出汁がベースになっているそう。この日頂いた梅のコースでは、ウニと毛ガニの先付け、岩内産の天然ヒラメや大トロのお造り、キンキの煮物、揚げ物〜と続きていきます。海の名物だけではありません。白老牛のステーキも含まれていて、お肉好きの方も満足の内容です。そして目の前でシェフが握ってくれるお鮨は新鮮なネタと道産米のシャリの相性が絶妙。デザートの水菓子をいただいた後にはサプライズが。お抹茶と和菓子が出てきます。セットされている茶筅を使い、自分でお茶を立てて飲めるようになっていて、最後まで素敵な演出です。

茶道や花道など、日本の伝統文化を伝える体験イベントも

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カウンター席の他に四季をテーマにした小上がり席があり、今後は茶道や花道の体験イベントなども開催も考えているそう。海外から訪れる外国人観光客にはもちろん、日本人でも普段はなかなか体験できない和の世界を楽しめるのではないでしょうか。サマーシーズンは地元客向けのメニューも用意して通年営業されるそうです。今後の「蟹鮨 加藤」も楽しみですね。

蟹鮨 加藤 ニセコ店
住所:倶知安町字山田167-34 品山 1F
ご予約・お問い合わせ:050-5539-2299
公式ページはこちら

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暖冬で雪不足と言われていますが、ニセコは国内でもトップクラスの積雪量です。詳しくはこちらから。