ニセコに恋したプロトライアスリート酒井夫妻に会う

トライアスロン界の王者、酒井夫妻が恋した夏のニセコの魅力とは

夏をニセコで過ごした人にはわかると思いますが、ランナー、サイクリスト、トライアスリートなど、アスリートにとっては夏のニセコほどそのトレーニングに適した理想的な場所はありません。ちょっと秘密にしておきたい気持ちもあるんですが・・・。

ニセコ在住のトライアスリート、ジェス・リッパーは、国外のトライアスリートたちにこの地の良さを伝えることで、今では世界中からアスリートたちがこのトレーニングに最適な条件の夏のニセコに押し寄せるようになりました。

渋滞などない道路、気候、食事に温泉、宿泊施設の多さなど、プロアマ問わずアスリートにとってはまるでパラダイス。今回、プロトライアスリート酒井夫妻にお話を伺う機会がありました。なぜ、ニセコなのか。プロアスリートが恋した夏のニセコに迫ります。

Samemi Couple Yotei 2

サムさんと絵美さんにとって夏のニセコはまだ数えるほどですが、もうすでに夏のトレーニングの拠点造りをしようとしています。そのストイックなトレーニングとは裏腹なお二人の笑顔はこれからの夏のニセコをもっと魅力的にしてくれるはずです。

エクスペリエンスニセコ(以下EN):まず、お二人のこれまでの歴史や今のお仕事などを少し語っていただけますか?

サムさん:僕の仕事は「IRONMAN-U」の認定コーチとして、エージカテゴリーやプロフェッショナルトライアスリートにコーチング・サービスを提供しています。 その他には、トライアスロングッズブランドの商品を自ら輸入して小売店に販売をします。 そして、一番大切な仕事は「アマチュア・トライアスリート」として「トップクラスの位置付けを維持し続けること!」でしょうか...「まるでプロアスリートであるかの如く!」(笑)

絵美さん:私は大学を卒業した時からずっとプロトライアスリートを仕事にしてきています。早いもので今年で17年目のキャリアになります。日本国内では、最もメジャーなレースが「全日本トライアスロン宮古島大会」ですが、その大会では過去に3回優勝をしていて、この記録は一人の女性選手が優勝した回数のタイ記録なので、来年は4回目の優勝を収め、新記録を樹立したいと思っています。

EN:トライアスロンの何がそんなに魅力的ですか?

サムさん:なぜか・・・そんなことは考えたこともないし、特別の理由も見つからないです。ただ一つ確実なことは、「トライアスロンは僕たちの人生そのもの」であり、「かけがえなく失えないもの」です。

EN:ニセコのどこが魅力ですか?

絵美さん:私は長い期間、旭川市東川でサマートレーニングキャンプを行ってきていました。 それが2015年に、ここニセコでトレーニングキャンプを行う機会に恵まれて以来、ニセコのトレーニング環境の素晴らしさが大好きになり、今年もこうしてニセコでキャンプを行っています。ニセコの素晴らしさは、トレーニング環境はもちろん、羊蹄山を望む素晴らしい自然、特にジャガイモの花と羊蹄山のコントラストの美しさにはびっくりさせられました。また、私たちにとっては優しいオーストラリア人や他海外の方と接することができる環境もニセコが大好きな理由の一つです。

EN:今年もニセコに戻ってこられた理由は?

サムさん:「日本では一番素晴らしいサマートレーニングキャンプに適した場所」だからです。

EN:ニセコでトレーニングを考えているアスリートたちに、ニセコの魅力をどう語りますか?

サムさん:ニセコは、起伏に富んだ地形で、アップダウンの山岳エリアを走るにも、または平坦なロードでタイムトライアル的にトレーニングをしたくても、どちらに対してもバラエティに富んだコースレイアウトから選ぶことが可能です。 そして、スイムのトレーニングに関しては、ニセコアルペンホテルのプール、またはわずか5kmほどで倶知安町の公営プールで泳ぐことができるのです。

EN:お二人のSAMEMIブランドについてお話していただけますか?またどこで購入できますか?

サムさん:「Samemi Endurance」は、僕たち二人のオリジナルブランドとして設立しました。本当はもっと仕事も頑張って、多くの「Samemi Endurance」商品を開発していかないといけないのですが、トレーニングが忙しくて...(笑)我々が自負していること、大切にしていることは「トライアスリートによるトライアスリートのブランド・ソフトサービス」だと言うところです。なぜなら、そこには「リアリティが存在する」からです。

EN: この先、どんなレースに出場予定ですか?

絵美さん:10月2日に「アイアンマン台湾」、12月4日に「アイアンマンバッセルトン」を控えています。

サムさん:9月4日に「アイアンマン70.3世界選手権サンシャインコースト」、10月8日が一年の集大成である「アイアンマンハワイ世界選手権」です。

EN: 期待しています、頑張ってください!ニセコにまた近々戻ってこられる予定はありますか?

お二人:直ぐにでもニセコに戻りたい!ですが、なかなか許されない環境もあり...昨年も機会を作れずに「冬のニセコ」を体験できなかったので、今年は「冬のニセコ」に戻ってきたいと思っています。僕たち二人はウィンタースポーツが苦手なのですが、何故、冬のニセコがスキーヤーを魅了するのか!?それを自分で確かめて、四季折々のニセコについて勉強したいと思っています。

EN: ありがとうございました。

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