高校生による初日本酒「忠」が鑑評会で連続金を受賞

雑誌でも度々取り上げさせてもらいました倶知安農高の生徒の皆さんと地元酒蔵のコラボレーションで作られる「忠」が鑑評会で金受賞

エクスペリエンスニセコ夏2020誌面(日本語セクション)でも取材させていただき、また英語版の外国人スタッフも田植え、稲刈り、酒造見学会まで季節を通してプロジェクトに参加、英語セクションでも記事にさせていただきました。倶知安農業高校の生徒の皆さんによる初めての「日本酒造り」が商品化し、2020年9月に販売開始となりました。

Sake Factory HR 367

初回は1800本が製造され、町内や二世古酒造で販売されました。コロナ禍で明るいニュースが乏しかった昨年4月に行われた札幌国税局新酒鑑評会純米酒の部にて金賞を受賞されました。

取材をさせていただいた2019年から、道内では初めて高校で日本酒製造というプロジェクトに取り組み3年目。今年も生徒たちが苗の発芽調査や生育調査から収穫まで約1年かけて酒米を育て、二世古酒造の杜氏さんと作り上げた2021年の「忠」が今年も同鑑評会同じ部で2年連続となる金賞を受賞されました。本当におめでとうございます!

Rice Harvesting with Kutchan Agricultural High School HR 6362

今年は道内16の清酒製造場から合計106点が出品されました。純米酒の部は37点出品され、「忠」を含む6点が金賞に選ばれました。今年の「忠」は、比較的甘め、芳醇な香りが特徴的だそうで、6月から町内で販売が開始されるようです。

2019年の取材時は、「まずは地域に名前が知られるようになったら、世界に向けて発信したい」と目を輝かせて生徒たちが印象的でしたが、早くも広いエリアで注目が集まっています。

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