NILOさん、ニセコクラシックを語る
ボサノヴァシンガーでもあり、自身もレース参加するほどアクティブなNILOさんが、今年2度目のニセコクラシックを語ります
北海道出身のNILOさんは、優しい弾き語りのボサノヴァシンガーであるとともに、ハーフマラソンに出場したり、トライアスロンや自転車競技に挑戦したり、そのアクティブさは日々マラソンを日課にするほど。現在ドイツを拠点にし、ヨーロッパで活動されている。そんなNILOさんが、2019年7月7日に行われたニセコクラシックに参加。今年で2度目となるニセコクラシックについて語ってくれました。
ニセコクラシック70km、レースに参加したのは二回目。
去年は、音楽の方のツアーの合間にレースがあったので、とにかく体力的にスタート前からしんどかった記憶がありますが、今年はレース前から現地入りして準備ができて、スタート前には去年よりいくらか気持ちの余裕があったように思います。
70kmという数字だけ聞くと、普段私が参加しているロングライドのファンライドに比べれば、随分短いので、きつくないようにみえます。
でも私はニセコのコースを知っているので、たとえ70kmでも、年が明けるとニセコクラシックに向かって‼と思うくらい、頑張って日々トレーニングをしないと走りきれない、なかなかハードでレベルが高いレースだと思っています。
この70という数字が、なかなか手強いもう1つの理由は、ニセコクラシックが「レース」だからです。
基本的にファンライドを走る(歌う)市民ライダーの私が、レースに出る、というのはとてつもない緊張感があります。当然ながら、周りはすごく速いプロの選手ばかり。一生懸命ついていかなければすぐにあしきりの恐怖です‼
でもそこは、年に一度か二度の挑戦だと思って、走り抜けます。
このレースの醍醐味は、この時期の夏の北海道ならではの素晴らしい景色と風を感じられること。また、先頭集団は早いけれど、後ろの方ではファンライドのように楽しみながら走ることができることだと思います。
走り終わったあとの歌うことも考えながら、結局いつもギリギリにゴールして、ライブ準備です。
実際にコースを走って歌うと、聴いてくれている選手の方たちとの距離感が違います。速さは違えど、同じ苦しい場面を乗り越えた、という気持ちから一体感が生まれるのでしょうか。 来年もぜひ走りたいのでとりあえず今からまた鍛えておきます‼
NILO
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ニセコグラン・ヒラフの夏は自転車が盛ん。フロートレイルで風を感じてみませんか。