ニセコで旬の「アスパラガス」について学ぼう

10連休の遊び疲れは、疲労回復効果のある、旬の「アスパラガス」を食べて吹き飛ばしましょう!

ニセコのアスパラガス

Spring Asparagus Growing With Snowy Mt  Yotei In Background

ニセコの長い冬が終わり大地の雪が解けたころ、畑に一番最初に顔を出すのが「アスパラガス」です。5月の頭ごろから直売所やスーパーにも並び始め、ニセコの春の食卓を彩ります。

羊蹄山の麓ならではの綺麗な水と空気の下で育ったアスパラガスは新鮮そのもので、切った先から水が滴るほど。ニセコでは5月上旬から6月が旬で、まさに今が食べごろの春野菜です。鮮度が高いほど甘みを感じられるので、できるだけ採れたてを食べるのがおススメです。

アスパラガスの栄養

アスパラガスには、アミノ酸の一種でスタミナドリンクの成分としてもよく使われる「アスパラギン酸」が含まれており、疲労回復やスタミナ増強の効果があると言われています。また免疫力アップ、血圧低下、腎臓や肝臓の機能の回復などの効果もあるので、10連休で遊び疲れた体を癒すのにピッタリ!

さらに、胃の調子を整える「メチルメチオニン」や、妊婦さんに欠かせない栄養素と言われるビタミンの一種「葉酸」も含んでおり、栄養価の高い優れた食材と言えます。

アスパラガスの種類と食べ方

Asparagus 3Type

アスパラガスにはいくつかの種類があります。

代表的なのは「グリーンアスパラガス」ですね。芽が出た後たっぷりと日光を浴び、葉緑素がたくさん出ることによって、高い栄養価が得られるそうです。さっと塩茹でしてマヨネーズをつけるのが、素材の味を感じられる一番おススメの食べ方ですが、スープに入れたり、炒めて食べたり、様々な調理方法で広く親しまれていますね。

そして、グリーンアスパラガスと種類は同じでも栽培方法の違いで色が白い「ホワイトアスパラガス」。芽が出た後、日光に当てず軟白栽培をすることで白い色のアスパラガスになります。グリーンアスパラガスより栄養価は少し劣りますが、柔らかく、ほんのりとした甘みと、ちょっぴりあるほろ苦さが絶妙。オリーブオイルでじっくりソテーするのがおススメです。味付けは塩コショウで十分。白ワインとの相性抜群です!茹でる場合はバターとお砂糖を加えると美味さが引き立つそうです。

一番珍しいのは「紫アスパラガス」ではないでしょうか。鮮やかな紫色は、ポリフェノールの一種、アントシアニンがグリーンアスパラガスの10倍も含まれていることによるもの。収穫時期が限られるため収穫量が少なく、貴重なこの紫アスパラガスは、甘みが強いのが特徴です。残念ながら熱を加えると鮮やかな紫色がグリーンに変色してしまうので、色を楽しむならスライスして生でサラダにするのがおススメ。もし熱を通す場合は、加熱時間を短くしたり、レモンなどの酸とあわせて変色を防いで調理してみてください。

アスパラガスの保存方法

採れたてを新鮮なうちに食べるのが一番望ましいのですが、保存方法をきちんとすればある程度美味しさを保つことも可能です。

大切なのは、横にせず、縦に立てたまま保存すること。濡らしたキッチンペーパーや新聞紙などに包んでビニール袋に入れ、穂先を上にして立てて冷蔵庫で保存してください。4~5日は持つといわれていますが、日に日に鮮度は落ちてしまうので、できるだけ早く食べるようにしましょう。またそれ以上保存したい場合は、冷凍保存も可能です。食べやすい大きさに切って、固ゆでし、水分をしっかり切ってから冷凍してください。忙しい時やお弁当には冷凍保存したものが重宝しますね。

今が旬のアスパラガス、ニセコの道の駅のビュープラザの直売所や、スーパーで新鮮なものを手に入れて是非味わってみてください。またこの時期はニセコエリアのレストランでアスパラガス使ったメニューも食べられるところが増えますし、ニセコグリーンファームさんでは、自分でアスパラガスを収穫してピザづくり体験ができます。(収穫体験は5月20日~、要問合せ)

10連休、遊び疲れた方も、ずっとお仕事されていた方も、栄養豊富なアスパラでパワーをつけましょう!

あなたはどの種類のアスパラを食べますか?

ニセコグリーンファームさんの石窯ピザ作り体験はこちらをチェック。