ニセコエリアのおすすめ紅葉スポット
今年は珍しく残暑が厳しいニセコエリアですが、徐々に秋の気配も感じます。色付く景色が楽しめるニセコ周辺のおすすめスポットのご紹介です。
2020年夏、イベントやお祭りが続々と中止になる中で、いつもと違った静かなグリーンシーズンとなりました。私たちの日常は新しい生活様式とともに変化していますが、ここにある大自然は変わることなく、季節ごとに素晴らしい彩りや風景を映し出してくれています。9月に入り、まだ残暑が残る中にも、あちこちで秋の気配を感じる頃となり、またひとつ、季節が移り変わります。
例年9月中旬から色づき始め、10月後半までニセコ周辺の紅葉が楽しめる時期となります。年によって異なりますが、昨年は10月上旬が色付きのピークで、9月19日には羊蹄山初冠雪を記録する早い冬の到来となりました。もし、急激に気温が落ち込むようであれば、9月のシルバーウイークにも紅葉が楽しめるかもしれません。過去の風景を振り返りながら、ニセコ周辺のおすすめ紅葉スポットをご紹介します。
パノラマライン
ニセコから岩内町までを結ぶ道道66号線、通称パノラマラインは、春から秋のグリーンシーズンのみ通行可能となります。うねった道と山々の間を進む景観の良い絶景のドライブルートとして知られています。海や山の変化に富んだ絶景が楽しめること、また全長45kmの道路にほとんど信号がない特徴があることから、日本の100名道にも選ばれています。まさに、名前の通り大パノラマが望めるので、秋におすすめのドライブルートです。*車寄せのビューポイントはあまりなく、カーブの多い道ですのでくれぐれも一時停車にはご注意くださいね。
半月湖
上から見ればよくわかるのですが、名前の通り半月形になっている、羊蹄山の西の麓にある火口湖です。黄色や赤の紅葉が湖の水面を彩り、とても美しく、静かに紅葉を楽しめるスポットです。駐車場もあり、湖畔までは徒歩でおよそ10分ほどです。
ふきだし公園
湧水の町、京極町にあるふきだし公園は、その整備された美しい公園、端正な形の羊蹄山が絵になると、人気の観光スポットとなっています。湧水スポットには、その水に惹かれた人たちが大きなポリタンクを持って水を汲みに来ています。野外ステージや、小さなお子様が遊べる遊具、吊り橋などもあり、ドライブがてら休憩にするにも良いスポットです。
神仙沼
駐車場からは木道が整備され、登山靴などの準備もなく、気軽に立ち寄れるコースです。木道を抜けると、湿原のパノラマが目の前に広がります。特に霧が立ち込める日には、「皆が神、仙人のすみたまうところ」とその景色に感銘を受けて名付けられたように、仙人や神様が降り立ちそうな厳かな雰囲気となります。