2023年の北海道の桜の開花予想
今年は全国各地で記録的な速さの開花となりましたが、日本で最も遅れて桜が開花する北海道。今年はいつごろ開花するのでしょうか。
今春の桜前線は記録的な速さで北上し、4月の上旬には、本州の最北端の地、青森県でも開花となりました。今年の開花は、全国に84の観測地点がある中でも、4月13日の時点で72地点がすでに開花し、中でも40近い地点で観測史上最も早い開花と記録されました。満開も記録的な速さで、64地点で満開を迎えています。残すは北海道となりました。
道南松前町では、4月11日に、これまでの最早記録を5日も更新する異例の速さで開花しました。札幌市でも15日に開花が始まり、予想では、20日前後に満開を迎えそうです。
例年ですと、4月末から始まる大型連休に合わせたように満開を迎えるところが多く、本州や全国各地から北海道に旅行に来られる皆様は、2度目の春を楽しまれることが多いですが、今年はこれまで気温が高かったこともあり、北海道でも平年よりかなり早まり、道央や道南の一部の地域では、ゴールデンウィーク後半には葉桜になっているところもあるかもしれません。
桜の名所として知られる函館市の五稜郭の桜ですが、平年よりも2週間早く、昨年よりも1週間も早い開花が確認されました。
ニセコエリアでは、桜の名所というよりは、あちらこちらで目にすることが多く、その種類も様々。全国的に主流なソメイヨシノも見られますが、エゾヤマザクラやチシマザクラなど、北海道でしか見られない桜の種類もあり、エゾヤマザクラは特に北海道の代表的な桜で、濃いピンク色で寒さに強く、花と葉がほぼ同時に開花するのが特徴的です。あちこちで咲いているのを見かけますが、近隣ですと、小樽市の手宮公園や小樽公園などでも見られます。
ドライブ中に桜吹雪を眺めたり、訪れた社寺に立つ桜の木や、散策中にひっそりと咲く桜を眺めたりと、日常の中で春の訪れを感じられるのがニセコエリアの最高の鑑賞法かもしれません。
今年は少し早い春の訪れを存分に感じてみてください。
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