待ってました、ウニ漁解禁!

北海道と言えば、新鮮な魚介類。夏のシーフードの代表格、ウニの漁が解禁になりました

積丹は北海道の西海岸中央部にある半島で、その岬の先端部分にあるのが積丹町。積丹町は美しいエメラルドグリーンの海(積丹ブルーとも呼ばれています)でも有名ですが、特にウニが名物です。6月から8月の期間には、このウニ丼目指して全国から人が集まります。夏はドライブがてら立ち寄ってぜひその甘みのあるウニをいただいてみてください。

今年2017年は6月1日よりウニ漁が解禁になったのですが、積丹のウニ漁は、ずっと時化(シケ)続きで出漁できていなかったようです。でも6月6日やっと出漁することができ、今年のウニが楽しめる時期となりました。

漁師さんは皮むき作業にも精を出していて、待ちに待ったウニ丼が味わえます。今年のウニは、身入りが良いということですので、期待大ですね。

また、近郊で言えば、小樽産のウニ漁はシャコ漁よりやや遅れて5月15日に解禁になり、すでに市場にも、小樽産生ウニも出回っています。お寿司屋さんで食べるもよし、食卓でいただくもよし。小樽のウニ漁は8月末までとなっていますので、旬のウニを味わえるのは、この期間限定の楽しみです。

余市のウニ漁は5月21日に解禁になりました。粒ぞろいで良いウニがあがっているようですよ。

Sea Urchin 2

さて、積丹の名産でもあるウニには、2種類あります。別名「赤ウニ」と呼ばれるエゾバフンウニ、そして反対に「白ウニ」と呼ばれるキタムラサキウニです。基本的に積丹で捕れるほとんどがこの白のキタムラサキウニです。味覚は、エゾバフンウニよりも少しだけ淡白だといわれています。逆にエゾバフンウニは、甘さが強く、くどいといって白ウニを好む人もいます。積丹では、この白と赤を両方半分に乗せたウニ丼もあり、味が比べられるので人気だそう。あまり捕れないことから、エゾバフンウニのほうが高価です。

ウニは、少量でいい、という人には、海鮮丼や、ウニxホタテ丼、またウニxいくら丼など、様々なチョイスがあるお店が多いので、気分に合わせて楽しんでみてください。

Sea Urchin 1