春紅葉と桜

「紅葉」と聞くと真っ先に思い浮かぶ季節は秋ですよね。でも実は春にも紅葉が見られる「春紅葉」という現象があるのを知っていますか？秋の紅葉は昼夜の気温差で色素の量が変化して葉が色づく現象ですが、春紅葉は光合成が関係していると言われています。

春になると木々は光合成を始めます。しかし、最初は光合成が不十分で葉緑素が足りないため緑色が薄く、赤や黄色の木が持つ本来の色素が見えるそうです。この現象が「春紅葉」と呼ばれています。カエデ類などの限られた種類で、短期間だけに見られる貴重な光景です。

全国でも春が遅い北海道では、今まさにこの春紅葉が見ごろです。さらに今、ここニセコエリアでは、桜がピークを迎えており、春紅葉と桜を同時に楽しむことができます！

羊蹄山にはまだ白い雪が残る中、足元には黄色いタンポポや紫のカタクリの花が咲き、ふと木々に目を向けると桜のピンク、そして赤や黄色の見事な春紅葉。色とりどりのなんとも美しい景色は、期間限定の絶景です。おススメは、日が傾きかけるころ。太陽の位置が低くなると春紅葉の輝きがより一層増して綺麗です。

ゴールデンウィークが過ぎ少し混雑が収まった今、桜と春紅葉を観賞しに、のんびりニセコドライブはいかがでしょうか？

春紅葉と桜を楽しんだ後はアートに触れてみるのはいかがですか？

蘭越町にオープンした、キースへリングミュージアムレストランはこちらをチェック。

春の花がきれいです。ニセコエリアを代表する春の花々はこちらから。