夏山のはずが冬山?!道内で最も早い初雪観測
夏なのに驚きの初雪情報!これまでの記録で最も早い初雪の観測となりました。
連日、日本各所の酷暑がテレビやネットのニュースで流れている中、2018年8月17日、北海道大雪山系黒岳の避難小屋にて、初雪が観測されました。この、夏真っただ中の8月に、初雪?!という驚きは、衝撃的なニュースとして全国を駆け巡りました。
17日の午前0時52分に、標高1900メートルの場所にある北海道大雪山系黒岳の避難小屋にて、初雪が観測されました。気象台などによる初観測ではない独自観測となりますが、1974年に始まった記録では、2002年の8月21日の記録を抜き、記録上、最も早い初雪の観測となりました。
この日、北海道付近では、寒気の影響から各地でも気温が低く、黒岳の避難小屋付近では、午前1時ごろには0℃くらいまで冷え込み、降っていた雨が雪へと変わりました。うっすらと白く地面を覆っているその様子が大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイのFacebookページにて公開されました。
一方では連日35度越えの猛暑、一方では雪情報、とまるで同じ日本とは思えない光景です。
今はまだ緑が美しい羊蹄山ですが、早ければ来月には羊蹄山でも初雪を観測することになりそうです。ちなみに昨年は、9月29日に、初冠雪を記録しています。昨シーズンは、雪の当たり年でした。多くの雪が降ったおかげで、より長く、雪を楽しむことができました。
今シーズンも、リフトオープンまで、あと90日。8月27日現在、ニセコユナイテッドによりますと、一番早くリフトオープンを控えているのはニセコグラン・ヒラフで、天候にもよりますが、2018年11月23日(金)となっています。まだ夏ですが、徐々にニセコエリアも気温も下がり始め、20度を下回る涼しさになってきました。冬へのカウントダウンも、スタートです。